PCMの意味

Phase(相)  Change(変化)  Material(物質)

水が氷になるように、温度の変化により物質が液相から固相、固相から液相に変化する性質を持った材料として、相変化する際に吸収・放出する熱エネルギーの凝固熱・融解熱「潜熱」を貯蔵「蓄熱」できることから、「潜熱蓄熱材」ともいう。

PCMのメカニズム

一般物質は、周囲温度が上昇すると、物質の温度も同様に上昇するが、 PCMは、周囲温度が上昇しても一定の温度帯で止まり、熱を吸収貯蔵し一定の温度を維持できる。

相変化技術の由来

アメリカ航空宇宙局(NASA)が急激な温度変化による宇宙船の胴体亀裂を防止し、激しい温度偏差から宇宙飛行士を保護するために研究開発した技術

PCMの適用

PCMは、一定温度範囲での熱供給が可能なことから、PCM素材を使用した製品を使うことで、急激な温度変動から守り、快適な体温を維持する。

PCM冷媒製品①

Neck Cool

18°C

22°C

18°C&28℃のハイブリッド

Neck Coolの特長

・スポーツやレジャー等、夏場の野外活動時に首に掛けて体温の上昇を予防する。
・周辺温度によって凍ったり溶けたり繰り返すので半永久的に使用できる。
・氷水や冷水に浸すとより短時間で冷却できる。
・保冷剤などの冷媒よりも短時間で冷却する上、長時間冷却を持続できる。 
・人体に優しいTPU(ポリウレタン)生地を使用しており、優れた抗菌力を持つ。
(99.9%抗菌テストパス:韓国衣類試験研究院)
・チューブタイプのため、肌に密着する面が広く、清涼感が増す。
・更に、チューブの強度が強く、破裂による内部液体(PCM)の液漏れの恐れがない。
(60kg/100回の圧着試験パス: 韓国皮革研究院)
・温度別に18℃と28℃の2種類の製品があり、
18℃の製品は真夏でも涼しさを感じる事ができ、
28℃の製品は室内で長時間ほのかに涼しさを感じる事ができる。
・大/中/小 サイズ 110~230g

PCM冷媒製品②

Mat Cool

28°C

Mat Coolの特長

・用途
:   自動車座席のシート、デスク椅子用シート、冷湿布、発熱時の解熱、床ずれ防止、枕及び睡眠パッド、運動競技場や公演観覧座席用シートなど

・サイズ   :   330mmx270mm

・重量 : 300g ± 10g

・特長
:   水より30%ほど比重が低いため、水や氷より軽い。素早い体温調節が可能になり身体機能の早期回復の手助けとなる。常温(28℃前後)で凍ったり溶けたりを繰り返す。半永久的に繰り返し使用可能。

PCM冷媒製品③

Vest Cool

Vest Coolの特長

・用途
:   産業現場、火災鎮圧現場、防護服着用現場、リュックサックやランドセルの背面側の体温調節、レジャー活動など蒸し暑い日の熱中症予防や 快適温度維持により体温調節を可能にする。

・使用方法
:   製品の内部が液体になっている場合、冷凍庫で10分、或いは冷たい水で20分間冷却してから使用可能。また、製品を常温27度以下の涼しいところに置いておくだけでも自然冷却となり使用可能。

・サイズ : 中型(900g±50g),  大型(1,100g±50g)

PCM冷媒製品④

Eye Cool

スマホやモニターを長時間使用し酷使した目の保養。疲れ目、充血、腫れ目、目の不調等の改善。

PCM冷媒製品⑤

Face Cool

日焼けや紫外線で刺激を受けた肌を落ち着かせる。
起床時の顔のむくみ取り。
美容のマスクパックを着用した上に重ねて着用する事で
保湿やクーリングの相乗効果でパックの効果が増す。

PCM冷媒製品⑥

Head Cool

帽子の裏面に重ね合わせて着用

PCM冷媒製品⑦

ペット用Vest Cool

ペット用Mat Cool

ペット用Neck Cool

コロナ禍でPCM冷媒製品の活用例

市場分析

近年、オゾン層破壊やCO2排出による地球温暖化及び各種
汚染物質の排出による環境破壊などの環境問題が浮上している。
グローバル市場調査機関である「Grand View Research」は、
冷感材の世界市場規模が2016年時点では12.5億米ドルの
水準だったが、健康志向によるスポーツやレジャーなど野外活動の
増加に伴い、市場の需要が年平均11.1%以上成長し、
2025年には32.4億米ドルに拡大すると予測した。
なお、スポーツやレジャーに加えて、軍事、医療、産業用にも
冷感材の需要が拡大している。

※参考引用文献
https://www.grandviewresearch.com/press-release/global-cooling-fabrics-market

製品の競争力

  既存冷媒製品

・一般的な冷媒(保冷剤)又は氷を使用した冷湿布は、温度が低すぎるため凍傷の危険性あり。
・一般的な冷却方法は、氷や冷水を袋に入れタオルなどでカバーする手間がかかる。
・時間の経過とともに結露や水漏れが生じる。

既存冷媒製品

既存冷媒製品

・PVC(ポリ塩化ビニル)生地等使用
・アイスゲル/ポリマーゲル等低価冷媒使用
・使用中、結露により服が濡れる。

coolpack

・無毒性素材のTPU(ポリウレタン)使用
・冷却材としても人に優しいPCM使用
・使用中、結露が生じない為服が濡れない。

商号:株式会社ベギゼン(BEGIZEN Inc.)
本社:〒162-0063東京都新宿区市谷薬王寺町4番5-405号
代表電話:03-6265-3475
FAX:03-6800-2570
E-mail: info@begizen.co.jp